短い時間のことを「瞬く間」という。まばたき１回に要する時間は、１／１０秒程度らしい。本日のタイトルは、その１千万分の１。知覚することなど、恐らく不可能だろう。ところで、一定速度の乗り物が移動する距離を求めたければ、速さ×時間を計算すればよい。どなたも小学校で学習したはず。が、距離（長さ）は、時間だけでも表せる。観測者の状況によって変化しない光の速度（秒速３０万キロ）を使うのだという。わずか１億分の１秒という短い間でも、光ならマンションの平均的な階高である３メートルは進む。１千万分の１秒なら、３０メートル。だいたい、新幹線の１両（２５メートル）ほどを想像すればよい。百万分の１秒なら、３００メートルだから、豪華客船の全長ということになる。１メートルと聞けば、子午線の１千万分の１やメートル原器を連想してしまうまちゃつ。長さも時間（光速と秒）で定義するのが現代の物理学と聞くと、新鮮な感じがする。１メートルは、約３億分の１秒に相当。距離さえも時間で表してしまう宇宙物理学者は、究極の面倒くさがり屋なのかもしれない。「２億分の１秒」が「ちんちくりん」に取って代わる日が来ないとも限らない。
当たり負け
嫌う上位にゃ
はたき込み
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『あいつ、足りんネ（アイツタリンネ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：ビロウ、ソテツ、ヘゴなど。
