飲食店で楽しい会合。食事が済み、席を立つ前に店員にかけるのは「お愛想!」の声。支払いの前に明細を見せて貰わねばならない。これが英語になると、表現がダイレクト。「勘定書を見せて貰えますか」“Could I have the bill,please?”“May I have the check,please?”とそのものズバリ。イギリス人なら“bill”で、アメリカ人なら“check”がお好みらしい。奥ゆかしさでは日本語の方に軍配が上がる。ところで、ボウリングでピンが2つのグループに分かれた形を“split”と呼ぶ。こいつが勘定書とくっつくと、「割り勘」の意味となる。“Let's split the bill.”で「割り勘にしよう」。“Let's go Dutch.”と同じ。“split”を“separate”に置きかえると、各自が自分の注文した料理の代金だけを支払うやり方を表す。オランダでは珍しくないとか。少食家が大酒飲みの分まで負担しなくて済むから完全に平等。店側は釣り銭処理に追われるだろうが、ずいぶん合理的な国民性があるものだ。
医師助言
やってみる人
聞けぬ人
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『三つ子飲まず(ミツゴノマズ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:死に水。