まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

接ぎ木?

庭木によく用いられる常緑樹にタイサンボクがある。葉が大形の長楕円形故、よく目立つ。表面には光沢があり、裏面には茶褐色の起毛を持つ。北米中南部原産で、米国南部では樹高20メートルを超すものも珍しくないと聞く。長居植物園にも樹高4,5メートルのものが植えられているのだが、1本だけ「珍種」がいる。説明のため、樹形を円錐に見立てる。円錐面の大部分は、当然ながらタイサンボクの枝と葉で覆われている。が、円錐の高さに相当する部分を中心に繁茂しているのは、枝も葉もシラカシ(!)なのである。根と幹を確認すると、タイサンボクに間違いない。身近な「植物専門家」の意見では、接ぎ木をした結果ではないかという。でも、係員がそんな七面倒臭い作業をするだろうか。剪定や強風で傷ついたタイサンボクに野鳥が飛来。シラカシの種子を落っことしたら、たまたま発芽してしまった、とは考えられないか。理由はさておき、「珍種」をご覧になりたい方は大花壇とハス池の中間辺りを探索なされよッ。


   干し蒲団
   越えて「フェーン」
   吹く五月


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『食いついたところを…(クイツイタトコロヲ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:弱点を捉えてせめる。