３皿目は、魚料理。正式には「志摩大王崎産 伊勢海老のバプール海草風味」。身を取り出すため、金属製の巨大な「耳かき」が添えられた。４皿目は、肉料理。「牛フィレ肉のポワレ カルダモンとオニオンコンフィのジュ」とある。「ポワレ」は、鍋にバターと材料を入れ、蓋をしてオーブンで蒸し焼きにしたもの。「コンフィ」は、食材に塩をすり込み、低温の油脂で煮たもの。元来は保存食だという。「ジュ」は肉汁。５皿目にシェフ特製デザート。チーズケーキ、パンナコッタ、イチゴシャーベットの３品。「パンナ」は「生クリーム」。「コッタ」は「煮た」の意。牛乳や砂糖を加え、ゼラチンで固めたもの。料理の説明が終わると『「パンナコッタ」って何のこった？』とつぶやいてみた。「その文言、人生ゲームにありますね」くらいのリアクションを期待したのだが、ウェイターに最初から説明を繰り返させる結果となった。教訓。一流ホテルでは、下らないギャグをかましてはならない。コーヒーが済んだら、２１：１５。美味しく楽しいディナータイムだったから、あっという間の９０分だった。ベルボーイ、ドアマン、フロント、コンシェルジュ、レストランのグリーター、キャプテン、ウェイターから客室係に至るまで、みんな笑顔が素晴らしい。接客も上の部。トータルの印象は、「縁があれば、また泊まりたいなァ」というところである。
商魂が
別売りにする
ダイコン菜
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『夜討ち良し（ヨウチヨシ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：署のボス。
