信濃川下流域は、洪水の被害に見舞われ続けた地域の１つ。特に１８９６（明治２９）年７／２２の「横田切れ」は、未曾有の大水害。流失家屋１８０戸、全半壊４１２０戸、床上浸水は４万３６００戸に達し、新潟県の年間予算に匹敵する損害額を出した。悲惨の一言に尽きるが、本当の不幸が訪れたのはその後。低湿地特有の排水の悪さから、ひと月経っても二月経っても水が引かない。不衛生な環境の下、コレラ、チフス、赤痢などの伝染病が蔓延。やっと水が引いた河原では、ツツガムシ病が追い討ちを掛ける。運良く水害を生き抜いても、病に倒れる者が続出したという。
炭酸の
泡転じたか
玉の汗
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『せわしない歌、だれ？（セワシナイウタダレ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：ヘミングウェーら。
