まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

「調子に乗るな」

今時なら「調子こくなよ」か。賭け事などで幸運が続き、我を忘れている状態の相手に向かって言う科白。“Don't push your luck.”“push”の代わりに“press”も使う。期待する目が出続けるとは限らない旨諭すことばだが、喧嘩などもっと緊張した場面でも使われる。「いつまでもは通用せんぞ」という感じ。“with me”を加えて“Don't push your luck with me.”とやれば、「俺には通用せんぞ」てな具合。1962年のヒット作『恐怖の岬』の中での弁護士の科白。因みに字幕では「私は違うぞ」と訳している。半世紀前の作品故、まだストーカー規制法はない。舞台はジョージア州東岸の町サヴァナ。性犯罪で服役。出所したばかりの男(ロバート・ミッチャム)が、弁護士(グレゴリー・ペック)一家を逆恨み。付きまとい嫌がらせの限りを尽くすが、証拠を残さないので警察も手の打ちようがない。担当警部補(テリー・サヴァラス)も「蛇の道は蛇。荒くれ者のボスに金を払い、解決させたら」と言う始末。弁護士役は「アメリカの良心」を演じさせたらNo.1のペック。きっぱり断る主人公だが、男の行動は次第にエスカレート。家族の命までもが狙われるというサスペンス仕立て。1991年、同名の“Cape Fear”としてリメイクされている。肝心の科白が出るのは、映画が始まって40数分後。船遊びに出ようとする一家。自家用モーターボートに残った一人娘を背後から眺めている男。気付いた主人公が、「犬や若い女なら好き勝手できようが、私は違うぞ」と言うシーンで出てくる。モノクロ作品。なかなか怖い。


   O様よ隠れん坊止めK知事の
   スカートを出て政策語れ


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『とんだパイン味や(トンダパインアジヤ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:何億も払って中国から借りなやっ!