まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda 先生(60)

“What department do you belong to?”(君は何学部に所属してるの?)同じクラスの男子学生に質問なさった。「学部」は“faculty”だから、ペーダ先生は“What faculty do you belong to?”とおっしゃるべきかもしれないが、米国では“department”も普通に使うようだ。まちゃつなら、“Law Department.”(法学部)と答えただろう。しかし、同級生の返答は“Jurisprudence.”(「法律」の格式語)だった。呆れた表情で微笑みながら先生は、“Jurisprudence!”を2,3度繰り返された。「それは、気取った表現だね。“The department of law.”でいいんじゃないかな」先生は、“affectation”(気取った態度)がお好きではなかった故、こうおっしゃったが、学生の答えにも同情すべき点があった。K西学院大学そのものが、法学部の英語表記を“the faculty of jurisprudence”としていたからである。話は変わるが、医学を基礎として、犯罪の解明に応用されるのが法医学。死因・犯行時刻の判定やDNA鑑定による個人の同定など、裁判員制度にも縁が深い。英語では“medical jurisprudence”だ。“jurisprudence”は、ロングマン現代英語辞典に依れば“the science or study of law”とある。今、考えれば「法律」よりも「法理学」みたいな感じかなぁ、“jurisprudence”は。



それでは、本日のシャッフルクイズ。


『あの子、先よ(アノコサキヨ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:孫が現在、金融・経済財政担当大臣である。