まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda 先生(46)

“Never give up!”“Never say die!”「くじけるな!」「元気を出せ!」意気地無しを励ますことばだ。ペーダ先生から「大和魂」を英語でどう言うか習ったことを思い出した。“Never-say-die attitude”がその答えである。“attitude”は「気持ちの持ち方」「心構え」になるか。当時のまちゃつは二十歳前後、なるほどそういう風に言えばよいのかと妙に納得した記憶がある。先生は1921年5月7日生まれ、24歳で来日。亡くなるまで49年間日本に滞在なさったから相当の知日派だろう。でも、満州事変の時、10歳。日中戦争開始時で16歳、真珠湾攻撃の際で20歳である。現在の北朝鮮とは違うが、軍国主義に染まった日本だけををご覧になって、青春時代を過ごされたことだろう。陸軍航空隊の一員として日本との戦闘も経験なさっている。“suicide-attack”とか“give-your-blood-for-Japan attitude”とおっしゃってもおかしくなかったのに、「大和魂」を“Never-say-die attitude”と翻訳されたところに、まちゃつは、先生の日本に対する温かい気持ちを感じる。叶わぬことだが、ペーダ先生が89歳で存命中であれば、「大和魂」について別な話もできるのになぁと思う。仏教・儒教伝来以前の日本人の精神を研究した、本居宣長の和歌も紹介できたであろう。「しきしまの大和心を人問はば、朝日ににほふ山桜花」(「大和心とは何か」人が尋ねたならば、それは朝日を浴びて咲き匂っている山桜のようなものだ)大和心=大和魂である。「大和魂」は、古来日本人が持つ「やさしく、やわらかな心情」を表すことばターイ!“Tender heart”“Tender-hearted attitude”とも翻訳できるアルヨ、と言えないのが残念至極。「孝行したい時分に親は無し」である。



それでは、本日のシャッフルクイズ。
ヒント:企業からの分も認めるべきか、大騒動。あのぅ、国民1人当たり300円払っているんですけれど…


『引責事件(インセキジケン)』


今度会ったら、答えを言ってね。