まちゃつの徒然日記

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宮城峡蒸溜所(9)

高純度のグレインが得られるカフェ式だが、弱点も併せ持つ。多塔化するほど香味が弱くなる。というか、ほとんど無くなってしまう。ところが、宮城峡蒸溜所にあるカフェ式は、塔が2つのみ。比較的多く香味が残留するのだという。もっとも、生産効率が良いとは言えず、維持・管理にも手間がかかる。操作も難しい。世界中の蒸溜所から姿を消した所以。成人で「命の水」に興味のある方は、カフェグレインを是非お試しあれ。値は、1本当たり6千円ほど。決して安くはないが、日本に生まれた幸運を実感するはず。先行発売されたフランスでは、何と価格が倍。でも、飛ぶように売れるのだとか。「カフェ」は、蒸溜機を発明した人物(イーニアス・カフェ)に由来。コーヒーとは関係なし。隣のキルン棟(乾燥棟)に歩を進める。背黒セキレイが飛来。尾羽を振りつつ赤レンガ手前の草地を行ったり来たり。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『おいど、しません(オイドシマセン)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:錐の一種。