刑事コロンボ“Any Old Port in a Storm”邦題『別れのワイン』のワンシーンから。
ワイナリーの経営者に目をつけたコロンボ。ワインに関する知識を仕入れに馴染みの酒店に出向く。
Columbo: I want you to teach me everything you know.
Merchant: It took me 40 years to acquire my expertise.
Columbo: Well, what can you do in an hour and a half?
Merchant: Oh, just the very basics.
Columbo: Let's start with this. How can you tell a good wine from an average wine?
Merchant: By the price.
コロンボ：ご存じのこと、全部教えてもらえる？
店主：現在の専門知識が身につくまでに４０年かかりましたけれど…。
コロンボ：じゃあ、１時間半ではどれくらいできる？
店主：ほんのさわりだけなら。
コロンボ：こいつから始めよう。並のワインと上物とを見分ける方法は？
店主：価格です。
香り、味わい、余韻などの吟味を期待していたのに、肩透かしを食らった格好のコロンボ。価格ほど品質を雄弁に語るものは外にない、ということだろう。先ず、価格帯を知る必要がある。豆腐だって然り。１丁１００円にも届かない代物から４００円超まで、こちらもバリエーションに富む。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『夕子さん見る爺（ユウコサンミルジイ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：トマホーク。
