まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

森伊蔵

某旅館での夕食前のこと。ドリンク・メニューを開くと、焼酎欄のトップに鎮座。何と、グラス1杯が2500円! 高過ぎッ(!)と思ったものの、「幻の焼酎」に対する好奇心が結局、経済合理性を蹴飛ばしてしまう。ストレートで注文。大きめのウィスキーグラスに半分ほど注がれた「無色透明の液体」は「古酒」ではなく、恐らく「金ラベル」だろう。ネット体験記に「フルーティな香り。芋のやさしい甘み。少しピリピリした辛さ」などとある実物ととうとうご対面に及んだ次第。グラスを鼻に近づけると、「通常の焼酎に比べて芋の香りが控え目」。少し口に含むと、「円やかな口当たり」。ごっくん。「ほんのりとした甘みに浸っていると、結構な刺激が舌に残る」という印象。15年超の「命の水」が持つ、香味、味わい、余韻の何れにも遠く及ばない。当たり前。値段に差がありすぎる。好みの「命の水」(0.7リットル)なら、「諭吉さん」と交換する覚悟がいる。片や、定価で3千円ほど(1.8リットル)。ただ、世の焼酎ファンから絶大な支持を集める「人気者」。プレミアがつき、ネット上では2万数千円で取引されている。樽に詰め替えて温度変化の少ない場所で熟成を重ねれば、或いは刺激が減少し、新たな風味とこくが生まれるのかもしれない。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『兵士産む子(ヘイシウムコ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:私情を交えない。