まちゃつの徒然日記

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昭和の暮らし(4)

祖母がつけていた、昭和27(1952)年12月の家計簿から。
鶏卵12個が、120円。1個当たり10円を祖父は毎日消費している。高価故、祖母の口には入らなかったようだ。近所のスーパーLでは現在、10個入りパックが250円程度で販売されている。65年も経過したのに、鶏卵は2.5倍の値上がりに留まっている。入浴料が40倍、市バスの運賃が20倍、食パンや煙草が10倍になったのと比べれば、鶏卵は物価の優等生。数ある商品の中でも抜群の価格安定感を誇る。と言うよりも、大幅に値下がりしたと言うべきか。実際、大卒公務員の初任給は、この間30倍近くに上昇している。規模の拡大と経営の効率化に邁進した、養鶏農家の努力あってのことだろう。円高で飼料代が下がるという恩恵を被った一面も持つ。1ドルが360円から110円程度まで値下がりしているのだから。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『風呂、土器、鉄道(フロドキテツドウ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:垂直に高速で落下。