アコウの姿作り、和牛ステーキや鮑を提供してくれたが、極上サービスとまでは言えない。客室への案内係もポーターもいないから。ロビーでの飲み物サービスもない。格別不満はないが、客室では自ら茶を入れる必要がある。8畳とツインの和洋室。狭いと感じる向きは少数派だろう。が、カーテンはオートではないし、クローゼットを開ければ自動で点灯、ということもない。床の間、床柱、違い棚、天袋、長押、雪見障子などが設えられている訳でもない。至って簡素。宿泊料はY快リゾートの倍額。でも、政治屋が利用するホテルに比べれば庶民的なレベル。ビールも日本酒も常識的な価格であり、高級酒は置かれていない。鳥羽の某ホテルのように、大吟醸がグラス1杯1700円することもない。リーズナブルである。だが、サクラや紅葉の季節には、同じメニューで1泊2食付きが2万数千円に跳ね上がるという。目的によっては、シーズン・オフに訪れた方が良い場所だってあるねェ。
残雪の尾根星ぞらの若々し 葛彦
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『門番に寄れ、巡査の知恵(モンバンニヨレジュンサノチエ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:三人いれば、良い知恵もわく。