まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

招月庭(6)

夕食は、和会席。2時間かかるという。座敷だと、脚が辛い。が、テーブルと椅子を部屋に運び込むサービス付き。給仕係は大変だ。お陰で食事を堪能できる。有り難い。ドリンク・メニューにある「天(あめ)のひぼこ」を注文。五穀米(米、麦、そば、粟、きび)を原料とした地焼酎で、古代の神の名に由来。出石に暮らしたという。ソフトですっきりしており、口当たりが良い。焼酎とは思えない独特の香味は、シェリー樽に寝かせてあるため。ボトル(720ml)1本が、1728円。但し、部屋食で頼めば、ボトル1本(500ml)3240円である(T_T)。前菜、煮物、刺身、膾、焼き物、揚げ物、何れの盛りつけも食べるのがもったいないほど美しい。シーズン前故、松葉は出回っていない。代わりに紅ズワイガニが彩りを添えた。但馬牛の三部位食べ比べ。若い衆にはちょっと小さ過ぎるかなァ。一番旨かったのは、松茸の土瓶蒸し。翌日午後になっても何度か香りを思い出すほど。ご馳走するからいらっしゃい、と誘って下さったFMさんのご母堂を思い出す。結局、出かけず仕舞い。同い年が亡くなって久しい。


   売人の避難が続く塀の内
   かさむ経費に細る血税


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『鰊浸して飲む(ニシンヒタシテノム)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:貧しいなりに楽しみ方はある。