まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

Remy Martin 1738(5)

何人かで味わうには寂しい量となった頃、別口から栗を頂いた。一粒300円はするマロングラッセ故、引退者の口に入らなくなって久しい。作ってみるか、となった次第。もっとも、当方は傍観者。パティシエールを務めるのは隊長である。側で見ているのは、もちろん、香り付けのコニャックを多めに投入する気満々でいるため。すぐに出来上がると思い込んでいるからだが、金柑甘露煮の場合と異なり1日では仕上がらない。何日もかかると聞いてすぐに引き下がった。
600gを水に浸け、一晩おく。
半分ほどが浮くが、そのまま使う。
(虫食いの可能性大。プロは水に浮くものを除外するとか)
お湯を用意。
一粒か二粒をお湯に3分ほど浸けてから鬼皮を剥く。
渋皮を剥く前に沸騰した湯を用意。
数秒間浸けることで剥きやすくなる
はずだったが、なかなか上手く運ばない。この段階で崩れる実も出る。
実が隠れるほどの水を鍋に入れ、砂糖400gと共に強火で煮る。
沸騰後は、弱火に改めて20分継続。
蓋をして一晩寝かせる。
翌日、砂糖適量を加えてから強火で煮る。
沸騰後は、弱火に変えて20分継続。
蓋をして一晩寝かせる。
3日目も2日目の繰り返し。但し、コニャックを50cc加えて冷ます。
実だけを取り出し、更に50ccのコニャックを加えてシロップ作り。
実を戻して一晩寝かせて完成。
半分ほどが崩れてしまったが、味は悪くない。コニャックを使ったため、食後も永く香りが続く。形を崩さずにマロングラッセを仕上げるには、ガーゼで包むらしい。技術も根気も必要に違いない。が、コツは虫に食われていない良質の栗を収穫後すぐに入手することに尽きるとも聞く。素材が悪ければ、プロも手の施しようがないということか?


   商才があれば役人にはならず


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『今後の投資、嫌(コンゴノトウシイヤ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:時が過ぎるのは早い。