まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

『グラン・トリノ』(3)

72年式5.8リッターV8にご執心なのは、身内では長男夫婦の長女。葬儀でへそ出しピアス姿を披露したことも祟り、ウォルトには譲る気がさらさら無い。モン族の不良グループも目をつけており、隣人の少年タオをそそのかす。夜間、窃盗を試みるが、敢えなく撃退される。悔い改め、罪を告白。償いに奉仕活動を申し出てくる様は、後に主人公ウォルトが良心の呵責にけりをつける伏線にもなっている。また、プロットを書いてしまった(^_^;)。登場する車の話に戻る。
普段ウォルトが足代わりに転がすのは、白いピックアップ・トラック(無蓋の小型)。国産愛用者故、こちらもフォード製。恐らく、1971年式。エンジンは、直列6気筒3.9リッターからV8の6.4リッターまで5種類用意されている。ホイールベースは、一番小さいのが2921mm。最大は何と4178mm!!ウォルトが愛用しているのは、恐らく直6だろう。米国でピックアップ・トラックの人気が廃れない理由。
牧場などの未舗装路走行が得意。
ボートやトレーラーなどの牽引が可能。
大きな荷物を運べる。
保険料や維持費が安くつく。
大都市は少数。大多数が田舎に暮らす米国人。要するに、「男らしく」「格好良く」見える、ということだろう。


   利他忘れ自利の亡者が国率い


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『つくね切る君、どうも寒し(ツクネキルキミドウモサムシ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:真夜中。