まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

七月ばかりに、風の

杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』五十一段。
「初秋、七月―野分きめいた風が吹き、たたきつけるように雨の降るざわついた日は、にわかに気温がさがり、涼しくもなるため、夏じゅう放さなかった扇を、つい忘れて、幽(かす)かに汗の匂いがしみた薄い綿入れをひきかぶり、うとうと昼寝などしてしまう。その気持ちのよさといったらない」
旧暦7月だから、今の8月下旬から9月上旬頃か。台風並みの雨風が起きたとしても、格別珍しくない。が、薄い綿入れの登場にはびっくり。10月になっても熱中症で運ばれるニュースを耳にする現代とは大違い。温暖化の傍証か。


   学びから「強制」排除で緩むたが


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『他力婆、ゆったり(タリキバアユッタリ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:成り行きにまかす。