青木直己著『下級武士の食日記』NHK出版から。
故郷和歌山を離れて江戸勤番長屋で暮らす侍が、年間に消費した野菜を多い順にリストアップ。もちろん倹約に励んでの結果である。
種類 回数 年計 1回当たりの費用
なす 22(311文) 14文
大根 9(128文) 14文
ねぎ 5 (56文) 11文
菜 3 (95文) 31文
はじけ豆 3 (68文) 22文
柿 3 (64文) 21文
真菜 3 (64文) 21文
白瓜 3 (62文) 20文
ごぼう 3 (44文) 14文
こんにゃく 3 (40文) 13文
ほうれんそう2 (32文) 16文
(略)
きゅうり 1 (10文) 10文
にんじん 1 ( 8文) 8文
きゅうりやにんじん嫌いの子どももいるだろうが、伴四郎は年に1回ずつしか購入していない。季節を問わず食べられる当世は、幸せな時代とも言える。促成、抑制栽培が可能な時代に生きる者の特権だろう。
金土と休診掲げ五連休
開院当初の理念は何処
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『良い薬の恨み(ヨイクスリノウラミ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:江戸初期の豪商、土木家。