まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

東九州道(2)

隆起海岸である宮崎平野では、太古の海岸段丘が散見される。南北方向にドライブすると、顕著。仮に東九州道と同じルートで一般国道が建設されたとしよう。丘陵地に位置する宮崎西ICから北上すると、先ずは大淀川の沖積平野へと下っていく。橋を渡り、新田原と三財原2ヵ所の段丘を上がって下る。一ツ瀬川の沖積平野を抜けると、再び新田原と三財原2ヵ所の段丘を上がって下る。その次に現れるのが小丸川の沖積平野というような流れになる。が、実際に造られたのは高速道路。時速100キロが出せるよう、真っ直ぐに設計される。橋梁の前後を盛り土や高架で繋ぎ、丘陵地は切り通しで抜ける。段丘崖の勾配は緩和され、丘陵地を避ける迂回ルートも敬遠される。時間短縮は嬉しいが、残念なことに地形を味わいながら運転する醍醐味は奪われてしまう。


   子らの声さえもうるさくなる過密


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『高知から威風(コウチカライフウ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:佐世保市出身の九段。