杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二十二段。
「まだ、ある。親兄弟が大騒ぎして、娘のために迎え入れた花婿が、いくらもたたないうちに通ってこなくなったケース。これも当事者の身にすれば不本意にちがいあるまい。親がやむをえずその娘をしかるべき身分の人のところへ奉公に出し、『いつかもう一度、よい婿に打ち当たる折りもくるだろう』などと空だのみするのも、興ざめとしか評しようがない」
当てにならないことを当てにしたくなる向きを非難はできない。がっかりが待ち受けていようと、一縷の望みにすがりたくなるのが人情。空だのみでも、絶望するよりはましだろう。
戦国も幕末明治も大正も
コミカルが売り公共放送
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『メイドに言う知恵(メイドニイウチエ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:ロシアに対抗。