まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

裏すき

右手に和包丁を持つと、左側の面に僅かな凹みがある。値の張る左利き用では右側に施されている。肉でも魚でも、切った後に食材が張り付かないようにする工夫だという。よく見ると、引き出しに仕舞ってある某メーカー製のハサミにも入っていた。(日本の職人技は凄いねェ)国内販売が低調なものの、欧米への輸出は好調らしい。もちろん剃刀並みの切れ味が評価されてのこと。軟鉄の地金に刃の部分だけに鋼鉄を付けた構造(合わせ包丁)も、和包丁独特。但し、「本焼き」と呼ばれる、プロ用の全鋼製も存在。研ぐのが難しいので、イッパンジー向きではない。価格もひと桁上がり、1本10万〜20万円もする。我が家にある出刃と刺身も「合わせ」。研ぐ時間の大半を表に費やし、裏は必要最小限に留める。両刃のつもりで研ぐのは禁物。寿命を縮めてしまう。和包丁の命、裏すきがなくなってしまうからである。


   小屋の前「丸太」と「山」とを取り違え
   ボロを出せども今では都知事


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『舞台の覚醒(ブタイノカクセイ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:先住民の激減及びフロンティア・スピリット。