濃霧に好転の兆しがないまま、瀬の本高原を南下。１０キロほどノロノロ走行が続いた頃、前を行く「鬱」状態のCX-3が急に「躁」に転換。４０キロにスピードアップした。霧が薄れ、立山牧野の三差路を示す案内標識が見える。やまなみハイウェイを走り通すなら、直進。右折してミルクロードに入ると、大観峰への最短ルートである。瀬の本高原で見逃した草原がミルクロードなら見られるかもしれないし、同じく牧ノ戸峠で見逃した阿蘇の五岳を大観峰からなら拝める可能性がある。ぬか喜びであり、結局、徒労に終わるのだが、この時点では知らぬが仏。行く気満々である。ところで、「露」払いならぬ「霧」払いのいる方が運転は楽。初めて通る道なら尚更。「右折しろ！」と後ろから何度か念じると、「長崎君」は素直にミルクロードへと入っていった。フォースが効いたかなァ。（ないわッ！）
「異星人」総理に担いだ仇消えず
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『隠喩思案たい（インユシアンタイ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：相対性理論。
