座席に戻り、ドラ・ポジ２を押す。ステアリングの上下・前後、シートの上下・前後・角度、ドアミラーの上下・左右それぞれが、たちまち大先生お気に入りの位置に再セット。運転交代を促すと、意外。助手席の方が、居心地がよいというリアクション。豪華な朝食に眠気を催したか。田舎道をおっとり走るのが好みなのに、ワインディングの多いコースに嫌気が差したか。仕事の疲れか。普段は日付の変わる頃の帰宅である。何れにせよ、無理強いは禁物。絶景ポイントは助手席からでも堪能できる。ドラ・ポジを１に戻す。数キロで朝日台から見下ろす飯田高原の景観。その後も長者原の直線路から望む噴煙、牧ノ戸峠を越えて現れる阿蘇の五岳、瀬の本高原に広がる草原、ミルクロードを経由して大観峰から再び望む阿蘇の五岳、パノラマラインに入って草千里ヶ浜、中岳噴火口、更に高森峠を越えて真名井の滝などが目白押し。歳を食ってはいるが、温泉に浸かって体調は万全。元より運転席にいる方が好き。引き続きステアリングを握る。若い頃なら、千キロ超でもへっちゃら。引退して「洟垂れ小僧」となってからでさえ、日に７００キロくらいの走行なら昼夜とも何度かこなしている。この日の行程は３００キロほど。まだ午前９時を過ぎたばかり。上々の気分でパーキングを後にする。
Happy birthday,HTさん！
危機にさえ相変わらずの「先送り」
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『座骨転移、クビ！（ザコツテンイクビ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：東ローマ帝国。
