杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二十二段。
「地方からはるばると届けられた手紙に、贈り物が添えてないのもつまらない。『京都からきた手紙にだって、なにも付いてこないことがある』と地方の人は言うかもしれないけれど、都人の手紙にはホットなニュ−スがいろいろ書かれている。それを読むことによって、都での大事件や出来事などが逐一わかるのだから、プレゼントなど添えなくても充分価値があるのである」
千年前も今も、都人はある種の傲慢さを持つようだ。宿命か。
信頼性下駄にも劣るパソコンに
命委ねる今の危うさ
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『掏摸とカネ(スリトカネ)』