まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

ふと心おとりとかするものは

杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』百九十五段。
「ふと、幻滅を感じさせられる瞬間―。それは男にせよ女にせよ、卑しいことばづかいをするのを聞いたときである。わずか文字一つのつかい方しだいで、その人の印象が上品にも下品にもなるのはどうしてだろうか。かといって、私自身、ひとより言葉づかいが優れているわけではなく、語彙のよしあしに通暁しているわけでもない。ただ、自分自身の感じとして、汚い言葉きれいな言葉に敏感でありたいと思うのである」
江戸前期に「承応(じょうおう:1652年〜1654年)」という元号がある。目立つほどの出来事は起きていないが、まちゃつの先祖にとっては一大転換点。一族郎党で名張から肥後に引っ越した時期に当たる。恥ずかしながら、長期に渡りこの元号と「女王」の読みが同じだと思い込んでいた。言葉遣いは、確かに難しい。


   市ヶ谷を
   出る度背広に
   替えた頃


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『雲と歌う(クモトウタウ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:中国共産党指導者。