まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

『パイルD-3の壁』

刑事コロンボ」第9作。原題は“Blueprint for Murder”。直訳は『殺しの青写真』。最後のどんでん返しが見事。犯人は、建築家エリオット・マーカム(パトリック・オニール)。近未来都市建設への出資を断ってきたウィリアムスン(フォレスト・タッカー)を殺害。行方不明ということにし、後妻を通して建設資金を得ようと画策する。遺体発見に躍起となるコロンボを厄介なpile(基礎杭)D-3掘り起こしに誘導。衣服の切れっ端さえ発見できないコロンボに勝ち誇るまではよかったが…。
どんでん返しの直前、その前触れのようにちょっとした「危機」がマーカムに訪れる。コロンボに一杯食わせたつもりでいるため、意気揚々。暗くなってから遺体をトランクに積み込み、一度捜索の済んだ建設現場へ向かう。好みのクラシックに耳を傾けるリラックスぶり。流れているのは、ブラームスのピアノ協奏曲か? ストーリーは、「好事魔多し」を地で行く展開。運転するベンツの左前輪がパンク(ランフラットなら、この作品のようなことは起きない)。間一髪難を逃れて路肩に寄せるのに成功するものの、一難去ってまた一難。一部始終を目撃したmotorcycle sergeant(ハイウェイ・パトロール:日本で言えば「白バイ」)が現れる。免許証、登録証のチェックが済むと、引き続き「トランクを開けて」の声。スペアタイヤへの交換作業を手伝ってくれるという。エリオット・マーカム、万事休す! かと思いきや、とっさの機転でこの場だけは助かる。中身は見てのお楽しみ。


   指す度に
   「持つ」側変わる
   竜王戦


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『運より獅子よ(ウンヨリシシヨ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:クリニック。