まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

偽薬

有効成分が含まれていない薬を投与しても、症状がある程度改善する患者が存在するという。薬を処方されているという安心感や期待によって、否定的な思考が停止。症状が改善するためらしい。薬を使用する治療法ではないが、7/12放送のNHKスペシャル「腰痛・治療革命」には唸らされた。医学的には変わったところがないのに、激痛に悩まされる大勢の人々がいる。ストレスから来る「不安感」により、脳が勝手に「痛み」を感じているのが原因のひとつ。紹介されていたのが、「認知行動療法」。気持ちが大きく動揺したり、つらくなったりした時に、患者の頭に浮かんできた考えに目を向け、それがどの程度現実と食い違っているかを検証し、思考のバランスを取ることにより問題解決を助けるのだという。要するに、「暴走」している脳を落ちつかせ、「恐怖感」をぬぐい去ることができれば、症状が改善するらしい。思い当たる節がある。まだ仕事をしていた頃、悩まされたのが「腹下り」。焼き肉を食べると、ダメ。サンドイッチを食べても、ダメ。ストレスを受けなくなったからだろう。現在は、どちらを食べても何ともない。禅僧快川のことば「心頭を滅却すれば火もまた涼し」と逆。ありもしない「火」を生じさせるのが、凡人の脳。勝手に「火傷」を負い、苦しんでしまう。腰痛が治ったら、次は頭痛か、それとも腹痛か?


   乗り出して
   くるF舘に
   引くO川


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『過密懲りろ(カミツコリロ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:コレラ