嵐山へ出かけた昨秋、大阪駅から阪急梅田駅２階に向かう。以前は地上と地下でしか繋がっていなかったのに、知らぬ間に便利な歩道橋ができている。３階ホームに上がるのは、ほぼ１０年ぶり。train buffを自認しているものの、実はハンドルを握る方はもっと好き。外出と車が切り離せなくなっているせいだろう。KBを転がして大阪北部をうろつく際、勇姿をちょくちょく目にする。食い意地が張っているためか、マルーンを見る度に羊羹を連想。日本茶が恋しくなる。入線してくるのは、９３００系。驚いたことが３つ。１つ目は、貫通扉の窓。大きすぎる上に、垂れ下がり気味。上品さが失われ、バッタ顔に近づいている。３枚扉にもびっくり。京都線特急といえば、２枚扉が伝統のはずなのに。３つ目は、停車駅の多さ。大学４回生になった頃登場した６３００系。十三・大宮間がノンストップ。十三から３０分で京都に到着できた！ 現在は、終点の河原町を除いても、十三、淡路、茨木市、高槻市、長岡天神、桂、烏丸と停車駅は７ヵ所にも及ぶ。西院と大宮を加えれば、以前の急行と変わらない。所要時間も増え、約４０分。嘆くまい。そのお陰で、嵐山に向かう乗客も桂までならクロスシートの恩恵に浴するのだから。
乱高下党の指導に民なみだ
株は売りたし処分は怖し
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『ブスとルーラす（ブストルーラス）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：フランス北東部の都市。
