まちゃつの徒然日記

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Zhuangzi(49)

老子とともに道家の始祖とされる、荘子のことばから。

多男子則多懼。
富則多事。
壽則多辱。
男子多ければ、則(すなわ)ち懼(おそ)れ多し。
富めば、則ち事多し。
寿(じゅ)なれば、則ち辱(はずか)しめ多し。
男の子が多いと、色々と争いも起こり、心配事が多くなる。
富めば、やらなければならない仕事も増える。
また、命が長いと、恥となることも多い。
堯(ぎょう)が華の国に遊んだときのこと。封人(ほうじん:国境を守る役人)がやってきて、堯の前途を祝福。第一に長生きなさるように、第二に多くの富を積まれるように、第三に男の子に多く恵まれるように、と言上した。その際、堯の断った理由が冒頭の3行である。
だが、封人は引き下がらない。もしも男子が多く懼れが多ければ、それぞれに職務を授けてやるがよい。富んで事が多ければ、みんなに富を分配してやるがよい。また、命が長くても自適の生活を送れば、恥を受けることなどあろうはずはない、と教えたという。


   保守の面
   被る不惑
   ポピュリスト


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『神の名、まことか?(カミノナマコトカ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:藤原鎌足