紅葉にはまだ早いが、大方丈から眺める庭園はそれなりに風情がある。もっとも、建物の内も外も参拝客で溢れ、落ち着かない。閑散時の御堂筋線並みの混雑が玉に瑕。真ん中に48畳敷き。ここに本尊として木造釈迦如来座像が祀られているらしいが、立ち入りは許されない。南北にそれぞれ24畳敷きが隣接。天井と鴨居の間には欄間が設えられている。参拝客が進むのは、周囲の広縁。更にその外側には、一段低い落縁が巡っている。大方丈とつながる屋根付きの渡り廊下を歩むと、多宝殿。後醍醐天皇の尊像が祀られているとか。廊下には勾配があり、狭く、滑りやすい。リラックスして歩ける、と言えば嘘になる。庫裡に戻り、庭園に移動する。
十二の「目」
見守る垂直
長屋ナウ
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『子馬がのそ(コウマガノソ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:仏教興隆に尽力。