まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

世には心得ぬ事の

杉本苑子氏による現代語訳『枕草子』二十五段。
左党には耳の痛い話。残念ながら、少納言の嫌う手合いは千年後の今も存在している。『徒然草』にも「友とするにわろき者」のひとつに「酒を好む人」を挙げている。目にしたくない光景に度々遭遇したのであろう。酔っぱらいを全否定する少納言に対し、兼好法師のスタンスは部分否定。似ているがちょっと異なる。効用を説いてもいる。
永井路子氏による現代語訳『徒然草』。百七十五段から後半の一部を抜粋する。
「これほどうとましいものではあるが、しかし、酒というもの、ときには捨てがたいものでもある。たとえば、月の夜、雪の朝、桜の咲く下などで、心のどかに物語するとき、酒が出れば、いよいよ興を増す。また所在なく過ごしているとき、思いがけなく友だちがやってきて酒をくみかわすのも心のなぐさむことだ。〈明日に続く〉


   あんぽんたん
   揃ってデザイン
   だけで決め


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『芥川メリイ(アクタガワメリイ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:人の好意が余計な干渉になる。