まちゃつの徒然日記

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にくきもの(4)

杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二十五段。
「酔っぱらいもいやなものだ。わめいたり、口の中を指でかきさぐって、歯に挟まった食べ物をせせりだしたり、髭を撫であげたり、いっぱし偉そうに人に盃をつきつけるなど、どの仕草ひとつとってみても小づら憎くないものはない。泥酔しだすと苦しがって、げえげえ始める者もあるし、だらしなく唇をゆがめながら『もっと飲め、さあ飲め』と人に強いる。しまいにはぶるぶる震えだし、まるで子供が『殿様のところに伺って』と唄いながら遊戯するときのような、おかしな格好をする。身分の高い人ですら酒が入るとこんなありさまになるのだから、酔っぱらいというものはつくづく気に入らない」
今時の「にくきもの」。気になる番組を見ている時に現れる選挙カー。政策を訴えるのならともかく、己の名だけを大音量で連呼するだけの候補者にはうんざりさせられる。目に入った抜けまつげ。シャリに交じる小石も嫌なものだ。


   アベ担ぐつもりの○シ○が先にこけ
   一寸先は闇の政界


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『姫、牛を焼く(ヒメウシヲヤク)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:冷遇される。