本年５／９、首都モスクワで対独戦勝７０周年記念式典が開催された。報道では、ロシア軍の将兵１万６千人以上が「赤の広場」を行進。新型のICBMヤルスもお披露目されたとか。クリミア併合の影響だろう。招待を受けた６０ヵ国のうち大半の首脳が欠席。ブッシュ米大統領や小泉首相を含め５０ヵ国以上の首脳が列席した、６０周年とは様変わりした。もっとも、１０年前はウラジミールも「和解と融和」をテーマに掲げており、欧米からの制裁も受けてはいない。昨今の新「冷戦」状態とは雰囲気がまるで違っていた。２０ヵ国にとどまった参加国の中で一番目立ったのが、習近平国家主席。初参加の中国人民解放軍の儀仗兵をひな壇から満足げに見下ろしたとか。中ロ首脳のツーショットを“China and Russia:Best frenemies”と報じたのは、英国の経済誌The Economist。“frenemy”は、“friend”「友人」と“enemy”「敵」とを合体させた造語。「友人を装う敵」の意味で使われる。悪いイメージに「最良」を表す“Best”を被せた「どんでん返し」が見事。強烈な皮肉を放つ見出しとなっている。９／３に開催される抗日戦勝７０周年記念式典では、「裏地見る」ならぬVladimir Putin大統領が北京を答礼訪問。うわべだけの「蜜月」が再演予定である。
高下駄で
上背稼ぐ
「金太郎」
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『地名、自然や（チメイシゼンヤ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：簡易食堂。
