明治31(1898)年、陸地測量部が編纂した2万分の1地形図の続き。
長池は現在、シャ−プ本社工場東側と南田辺駅南側の2ヵ所に残るのみ。が、明治31年当時の長池は大きい。というか、その名の通りに細長い。北は桃ヶ池に隣接し、南は臨南寺北隣にまで延びている。南北に1.5キロほどもあろう。埋め立てた跡地に建つのは、昭和中学校、長池小学校、長池公園、交通局長居建設倉庫など。長池の東縁は、上町断層の一部で逆断層。西(大阪湾方向)から東方向に常に力が加わっており、8千年ほどの周期で東側が持ち上げられるとか。動けば、最大で3メートルに達するという(文科省地震調査研究推進本部)。見立てが正しければ、断層崖の下に溜まった水が長池を形成したことになる。JR西日本も危険性を認識しているのであろう。阪和線高架化の際には、活断層上にある線路を西側に移動させている。
「ポチャティブ」に
なって再選
とはならず
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『汽船も行く(キセンモイク)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:芳香の強い小花多数。