まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

「三伏一向」

平安時代に至ると、「三伏一起」や「三伏一仰」とも記されるようになる。「三伏一向」を「つく」と読むのは、「かりうち」に由来。「かりうち」というのは、双六に使用された一種の采。「かり」と呼ばれる4つの木片を投げることにより、点数を数えてゲームが進行した。賭博にも使われたらしい。「折木四」や「切木四」に「かり」という読みがあるのはそのため。木片の両端は尖らせてあり、半面は白く、もう半面は黒い。「かり」の出方は、5通り(一伏三仰、二伏二仰、三伏一仰、四伏、四仰)。今でも、投げたサイコロの目が両方とも1に揃えば「ぴんぞろ」と呼んだりする。同様に「一伏三仰」には「ころ」、「三伏一仰」には「つく」、「四伏」には「諸伏(もろふし、まにまに)」という符丁があったという。「つく」は「月」と同意か? 3枚が黒くて1枚が白ければ、夜空の月を連想させるから。「四伏」を出すと、4つ進める上にもう一度「かり」を投げることができたとか。「まにまに」は「意のままに」ということかもしれない。


   あわよくば○シ○取り込む下心
   結果裏目で「Sガ」の空しさ


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『うちが授業(ウチガジュギョウ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:鳥羽僧正。