まちゃつの徒然日記

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うちとくまじきもの(3)

杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二百八十六段の3回目。
「考えてみると、船乗りくらい浅ましく恐ろしい職業はない。それほど深くないところでさえ、船みたいなはかない乗り物で漕ぎ出すのは無謀なことなのに、まして百尋あるか千尋あるか、底すら知れない大洋を、しかも多量の荷物を積んで航海するなど、危険このうえない。舷側から水面までたった一尺を残すほど、喫水線すれすれに沈ませた船上を、水夫(かこ)どもは平気の平左で走り回る。ちょっとかしいただけでも沈没しそうで、こちらははらはらし通しなのに、差し渡し二、三尺もある陸上げ用の松丸太などを、五本も六本もぽんぽん船へ投げ入れる度胸のよさ…。まったくたいしたものだと思う」
「尋」は長さの単位。1.515メートルまたは1.818メートル。


   「なっちゃん」と
   自分で言えば
   おしめェよ


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『一円め!(イチエンメ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:やり方、外見を変える。