「げんかん」の左右は、「えんげ」（縁側）。見事な上がりかまちを跨ぐと、すぐに「げんかんのま（囲炉裏付き）」。ここを含めて左右に二間続く畳敷き十畳が、奥に向かって三組六部屋連続する。左手は、「ふくべのま（床の間付き）」。奥に進むと、「なかのま」。左手に「とこのま（床の間及び書院付き）」。更に進むと、大きな仏壇のある「ぶつま」。その左手に「女中座敷」があり、右手が主人家族の寝室「ちょうだ」となっている。大きな家だけに、雪隠と風呂もそれぞれ２ヵ所ずつ設けられている。この外にリビング四十畳やダイニング三十畳がある。さぞ掃除が大変だったことだろう。目障りだったのは、マイマイガ。土間と言わず、囲炉裏と言わず、そこら中を飛び回る。平成２５年に続き、長野・岐阜両県では２年連続の大発生。駆除しているのだろうが、鱗粉が気になるほどの多さである(T_T)。
「なくす」のに
「たもつ」叫んだ
候補落ち
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『藪荒らし（ヤブアラシ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：オイル・パーム。
