「垂直長屋」暮らしには、とてつもなく広ーく見える旧三島家住宅。二階を割愛し、一階の間取りのみを紹介しよう。不動産屋風に言うと、７NLDK＋「うすなわ」（作業場）＋「まや」（厩）。７はどれも、ほぼ十畳の畳敷き。N「ものおき」は、板敷き九畳。L「おえ」は座敷で、囲炉裏付き板敷き四十畳。D「だいどこ」は食堂で、囲炉裏付き板敷き三十畳。K「みんじゃ」は土間で、六畳ほど。「臼」が由来の「うすなわ」は、十畳ほど。馬二頭が入る「まや」は、三十畳。平入りの出入口が２ヵ所。中央左寄りに「げんかん」、右寄りに「どじ」と呼ばれる細長い土間がある。想像するに、同等以上の身分（士分など）を迎える場合には「げんかん」を使用し、家人は普段「どじ」から出入りしたのであろう。
昔日の姿勢の良さは今いずこ
鮪の造り斜めに寝そべる
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『右翼こそ自然（ウヨクコソシゼン）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：いかにも古びて見える。
