まちゃつの徒然日記

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「荘川の里」(3)

古民家中の白眉は、宝暦13(1763)年竣工の旧三島家住宅。幕府から払い下げを受けた檜材を大量に使用したとある。もっとも、創建時には緻密で光沢を放っていたであろう黄白色の表面に昔日の面影はない。長年に渡り囲炉裏の煙でいぶされ、現在は黒光りしている。建坪は150坪近くあり、間口は16間(28.8メートル)、奥行きは9間(16.2メートル)。他を圧する威容を誇るのは、豪農の住居だったことと無縁ではない。三島家は代々、御用木の元伐り及び流送を担う元締めだったのである。かなり立派な切妻瓦葺き二階建てだが、二階部分は明治初期に改築されたもの。それ以前は、寄せ棟式入母屋合掌造りだったという。合掌造りであれば、三階建て四階建ては格別珍しくはない。改築前の棟木は、現在の2倍ほど高い位置にあったはず。創建当時の大きさは、残念ながら想像するしかない。岐阜県重要文化財


   批判するだけが仕事のブン屋ども
   たまに早起き配達するべし


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『二位がすべき(ニイガスベキ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:無駄骨折りに終わる。