利き酒シリーズの7回目。比較のため、12年と合わせて2本同時に封を切る。食卓にかすかな芳香が漂う。滅多にできることではないから、気分はゴージャス。グラスを複数用意。12年を先に、次いで15年を注ぐ。どちらにも粘性が感じられるが、予想通り15年の方が上。最初に注いだ12年に物足りなさなど微塵も感じないが、その素晴らしさを忘れそうになるほど15年は上質。「ユキチさん」との交換が必要なことも頷ける。カラメル、カシューナッツ、干し柿の香りが好ましい。燻煙香は控え目。口当たりは、まろやか。油質感たっぷりで、深いコクがあり、甘みも充分。飲んだ後に口中に残る香り(余韻)も長く続く。大麦が原料であることを理解してはいても、にわかには信じられないほどの素晴らしい仕上がりである。政孝がグラスゴー大学に留学して今年で97年。本家を凌駕するようになったのは、鉄道だけではない。
リビングに
素足投げ出し
日向ぼこ
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『直播き(ジカマキ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:トローリングの対象魚。