まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

plod

動詞で「とぼとぼ歩く」「苦労して取り組む」。名詞なら「こつこつ働くこと」。英国で“Mr. Plod”と言えば「警官」。行為者を表す接尾語を加えた“plodder”は、「真面目が取り柄の努力家」の意で用いられる。長めに“type to do anything little by little”「何でもこつこつやるタイプ」としても通じそう。名刑事には似て非の描写のはずだが、コロンボ警部が犯人に自分のことを「こつこつ屋」だと謙遜してみせる場面がある。第40作“THE BYE-BYE SKY HIGH I.Q. MURDER CASE”「殺しの序曲」フィナーレでのこと。事件現場は、知能指数が上位2%に入る人々だけが会員というシグマ・クラブ。犯人は、クラブのメンバーで会計事務所経営者のオリバー・ブラント。横領に気付いた共同経営者のバーティをサプレッサー(減音装置)装着の銃で殺害。アリバイ工作をし、完全犯罪を企む。この消音銃が妙ちきりんなのだが、後回し。コロンボの科白をチェックしてみよう。


   身を切って「雀の涙」を浮かすより
   創意工夫ででっかく稼げ


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『大木、お馬鹿さ(オオキオバカサ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:公正で人情味のある裁定。