ペットとして飼われているドーベルマン2頭(ローレル、ハーディ)と犯人のエリック・メイスンとが庭の通路ですれ違うシーンもかなり不自然だ。犬好きには分かると思うが、帰宅した飼い主に親愛の情を示さない犬はいない。前脚で足踏みをしたり、飼い主の近くを駆け回ったり、体をくねらせたりする。更に近づけば、飼い主の手や顔をなめたりする。そこまでしなくても、耳を後ろに寝かせてしっぽを振るくらいの仕草をするのが普通である。ところが、2頭はメイスンに何の反応も示さない。電柱以下の扱いであり、一目散に駐車場へ下りていってしまう。若者用語を使うと、ローレルとハーディ2頭は、飼い主の心理学者を完全に「スルー」してしまっているのだ。動物スターの多才ぶりに感嘆させられることが多いハリウッドだが、例外も存在するようである。
油揚げ
商い肌の
荒れ知らず
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『紫蘇出たの(シソデタノ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:賄賂。