まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

『攻撃命令』

刑事コロンボ」の第44作。犯人は、人生支配研究所を主宰するエリック・メイスン。妻の不倫相手である所員チャーリーの殺害を計画・実行。凶器は、何と動物。自身が飼っているドーベルマン2頭と電話を組み合わせての犯行。「常に自分自身の空間を支配しろ」と説く心理学者を演じているのは、ニコル・ウィリアムスン。191センチと長身。対する主演のピーター・フォークは、168センチと小柄。初対面の場面では意図的にコロンボを見下ろして語り、近寄り難さを醸し出す。もっとも、このシーンでは階段2段分の「下駄」を履いていることもあり、身長差はデフォルメされている。心理分析ごっこでの遣り取りにハラハラするなど、楽しめる作品に仕上がっている。が、編集段階でのミスだろう。間抜けな科白やシーンが存在する。開始12分辺り。チャーリー殺害に成功したメースンが帰宅。離れた場所にいるコロンボを発見すると、高い位置から「刑事さん!」と呼び掛ける科白がその代表。2人は初対面であり、自己紹介を交わす前。コロンボは例の私服姿だから、刑事だと分かるはずがないのである。もっとひどいのが、英語版の科白。“Lieutenant!”「警部補!」と更に具体的。階級章は身に着けていないし、警官バッジも提示していない。メイスンにどうやって分かったのだろう。視聴者にでも教えて貰ったか?


   見上げれば
   赤富士二つ
   エイのひれ


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『よし、気合いだ(ヨシキアイダ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:カルスト地形。