江戸期の大坂の様子が知りたくなり、はるばる出かけた国土地理院ではショップをウロウロ。結局、お気に入りが見つからないまま帰阪。残念に思っていたら、様々な古地図がネット上に公開されているのを知る。眺めた中で最古のものは、明暦３（１６５７）年の「新板大坂之図」。現在とは異なり、北が上ではない。東を上に、西を下に描いている。北端は概ね現在の梅田。東端は大坂城。だが、平野、久宝寺、八尾の集落に加え暗峠も小さく描かれている。縮尺の概念も測量機具も持ち合わせていなかったからだろう。南端は四天王寺。絵図では既に「四」が抜けており、境内の表記は「天王寺」となっている。道頓堀や長堀通りから南側は田畑。西端は現在の西区川口辺り。此花区、港区、大正区、住之江区に相当する土地はまだない。USJや海遊館、ATCやコスモタワーはもちろん、京セラドームの建つ場所だって当時は海中である。巨大地震が起これば、液状化が避けられない訳である。
「柿」送る
式に汚点の
「たくみ」かな
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『似非インコを釣る（エセインコヲツル）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：現状を保つ限界を越えた行動をする。
