車での参拝に好都合なのは、宇治橋に近いA駐車場。だが、余程の幸運に恵まれなければ多客期に止めるのは無理。端から期待はしていなかったが、意外にも路上の電光掲示板に「空」の表示。天照大神に感謝し、素直に宇治橋に向かうのが大方の反応だろう。ところが、脳裏を過ぎったのは窮屈なパーキングロット。松阪市と外宮で、立て続けに駐車スペースの狭さを体験した後である。幅には特に余裕がない。混雑していれば、ドアアタックの確率が高まる。「絶好球」を見送り、B駐車場で探す。生憎、空きがあるのはB6。五十鈴川の河川敷であり、未舗装。しかも有料で2時間500円。おまけに宇治橋までは最も遠く、1キロ弱も余計に歩かなければならない。そこから内宮正殿までの0.7キロを加えると、どんなに急いでも往復に小一時間は必要。悪いことは重なる。16時が近いのに、気温はまだ35度。「天の邪鬼」的性格が仇となった格好だが、散策に恵まれたと捉えておくくらいが精神衛生には良い。強烈な西日を浴びながら、汗だくで河川敷を南下。渇水で干上がった五十鈴川が渇きを増幅。対岸まで歩いて渡る参拝客がかなりいる。
これまでは
落書き帳さえ
ない閣議
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『蜂あげよう(ハチアゲヨウ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:ひらひら舞う。