まちゃつの徒然日記

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本居宣長記念館(2)

城跡へと続く少々歩きづらい坂を上っていくと、小ぶりながら瓦屋根の立派な門を潜る。すぐに目に入るのが、72歳で亡くなるまで60年に渡り居住した木造一部二階建て。宣長が誕生する39年前の元禄4(1691)年に祖父により建てられたものという。昼間は医師としての仕事をこなし、夜に古典の講義や歌会を開催。ライフワーク『古事記伝』や随筆『玉勝間』を執筆した建物が見られるのは素晴らしい。元の所在地は魚町。保存と公開のために明治42(1909)年、松坂城跡に移築された経緯を持つ。二階に「鈴屋(すずのや)」と呼ばれる書斎があるのだが、現在は非公開。至って質素な四畳半に小さな床の間を設けている。名称は、床柱に掛け鈴を下げていたことに由来。53歳の頃、物置を改築して書斎としたらしい。記念館は、鉄筋コンクリート造りの2階建て。風除け室が設けてあり、入口は二重のドアになっている。正面に宣長の像。右手に受付。左手に休憩用ソファー。有り難いことに、冷房入り。二階の展示室に上がる。


   ソウルにも寄るからクネよシンゾウと
   機嫌直して話をしろや


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『天使、行かず(テンシイカズ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:Kら、Aきんど、Kッパなど。