Y中たこ焼き君にエールを送るファンタジーの２３回目。
小原台は、防衛省管轄。一般の大学とは異なり、文科省管轄下にはない。名称も「大学校」である。卒業できれば、四年制大卒扱い。教育課程が大学設置基準に準拠しているからだろう。注目すべきは、学生舎（寮）から講義棟や競技施設までの近さ。桂にも吉田にも出向かねばならない、一部の京大生から見れば夢のような環境である。キャンパス（０．６５平方キロ）も広めで、長居公園ほどもある。阪大豊中キャンパスの１．５倍、吹田の２／３に相当。上には上があり、筑波大の筑波キャンパスだと２．６平方キロ。小原台の４倍に達する。それでも米国と比べれば猫の額。ウエストポイント陸軍士官学校の敷地は、６５平方キロ。小原台の１００倍の規模を誇り、候補生だけでも４千名超が暮らす。が、他国を真似て自国民を苦しめるようでは「道」から外れてしまう。「満足を知らないことが、人生最大の不幸」とは、老子のことば。散在する３０棟を超す建物は脇に置き、Y中たこ焼き君が普段走り回るラグビー場を中心に周囲を見渡してみよう。
不払いを
重ねて巨万の
富留保
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『行き違いさ（イキチガイサ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：些細なことが気になる。
