6/25/2013、ヤンキースタジアム。黒田とダルビッシュの投げ合いで始まった試合は、3対3の同点のまま9回裏を迎えている。レンジャーズの投手は、3人目のシェパーズ。1アウト後ガードナーが出塁。2番バッターのイチローが登場。送りバント、盗塁、ヒットエンドランなど多岐に渡る戦術が考えられる。しかし、ガードナーは盗塁に失敗。2アウトとなり、イチローも2ストライクと追い込まれてしまう。外角をわずかに外れる3球目を見逃し、カウント1−2。運命の4球目は、155キロの速球。フルスイングすると、打球は右中間スタンドに吸い込まれた。シーズン4本目は、自身の大リーグ通算2度目のサヨナラホームラン。スタジアムは歓喜のるつぼとなった。『ジーニアス大和英』に当たると、「サヨナラホームラン」は“a game-ending home run”。が、新聞記事では“a walk-off home run”が好まれるようだ。“walk off”は「歩き去る」「立ち去る」の意。勝利に沸き立つ側とは裏腹に、対戦相手のナイン(特にピッチャー)は肩を落としてベンチに戻る外ない。そんな状況を作り出す一撃にふさわしい修飾語という訳だ。もちろん、「サヨナラヒット」なら“a walk-off hit”だよ。
生鮮は
危険「一円」
マジ当たり
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『異国、注視よ(イコクチュウシヨ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:一般的な調味料。