まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

真に受ける

ジーニアス大英和には“eat up”“lap up”“take in”“soak up”などが掲載されている。それぞれ「残さず食べる」「食べる」「取り入れる」「吸い取る」が原義。「(騙されて)信じる」を「取り込む」イメージの慣用句で表現。日本語の「鵜呑みにする」に発想が似る。“John just tickled Ellen's ears. To his surprise,she ate it up.”「ジョンがエレンにお世辞を言ったら、驚いたことに彼女は真に受けちゃった」“Don't be taken in by a smooth talker.”「口のうまい奴にだまされるなよ」という具合。だが、もっと簡単な言い回しもある。中1レベルの単語“buy”を使えばよい。“Like a fool,I bought John's story.”「私も馬鹿ね、ジョンの話を真に受けるなんて」“I'll buy that suggestion.”「その提案には賛成しよう」大型の辞書に易しい表現が載っていないこともある。fish tales(ほら話)やflattery(お世辞)なら、「真に受け」たとしても実害は少ない。怖いのは、bank transfer scam(振り込め詐欺)。平成24年1年間の被害額は150億円に及んだと聞く。警察庁では「だまされたふり作戦」(まちゃつの怪しい英訳では“Angel Plan”)で捜査に協力するよう呼び掛けている。


   玉で買う
   キャベツとレタスで
   時給飛び


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『栄転と綸旨(エイテントリンジ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:知能が高い。