一般的な世界地図（ミラー図法）を用意。次期夏季オリンピックの開催地、リオデジャネイロを探す。南米に位置するから、地図の右下にすぐ見つかる。２万キロ（地球半周）分の燃料を用意。東京から空路リオを目指すと仮定する。先ず浮かぶのは、ハワイ（東方）やトンガ（南東）を経由するコース。が、それでは遠回り。２万キロを飛行しても、まだ到達できない。最短距離で済ますには、北北東に針路を取りサハリンを目指さなければならない。オホーツク海に続いてロシアのコリマ川西方を北上、北極海に出る。バッフィン島及びニューファンドランド島をかすめながら大西洋を南下。アマゾン川河口東方を経由すれば、めでたく到着となる。飛行距離は、約１万８６００キロ。南米へ向かうのに、北方に針路を取る方が近いとは！ ミラー図法に慣れ親しんだ向きには意外に思えるかもしれないが、事実。もうひとつ。東京からロンドン（北緯５１度）への直行便を考えてみよう。モスクワ（北緯５５度）の南部ではなく、遙か北方のバレンツ海を飛行するのが最短コースとなる。ニューヨークなら北東方向に、ローマなら北西方向に位置する。信じられない方は、正距方位図法（東京中心）でお確かめあれ。地球上の東西南北は難しい？
「プレゼント」
欲しがり後で
クネ文句
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『資源野心取れん（シゲンヤシントレン）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：エックス線で撮影。
